平成30年度第2回理事会および評議員会を開催しました
2018.11.17
2018年11月17日(土)に、平成30年度第2回理事会・評議員会が開催されました。事務局より、平成30年度中間事業報告および平成30年度中間決算報告が行われた後、前回理事会・評議員会後の経緯および助成金の申込状況等について報告が行われました。
また、事務局より、2018年12月1日から開始予定の平成30年度第3回助成金支給事業を、来年度以降の助成金支給事業の在り方を抜本的に改革するためのパイロットテストと位置付け、実施方法を大幅に変更したい旨が説明され、活発な質疑応答・意見交換が行われました。本日の議論を活かして、有意義なパイロットテストとなるように、さらなる検討を重ねたいと考えています。
さらに、平成28年度第4四半期助成金支給対象者である、NPO法人「えがおさんさん」理事 鈴木 健太 氏よりご講演をいただき、「えがおさんさん」の活動概要や、助成金の使用概要等について詳しくご説明をいただきました。
「えがおさんさん」は、社会福祉制度でカバーされない「すき間」で苦労をしている障がい者やそのご家族を、有償ボランティアという形で支援するという活動を一つの柱としているが、活動資金やスタッフの確保に苦労されているそうです。活動内容をいかに宣伝して、資金源をいかに安定的に確保するか、という問題意識については、財団せせらぎの運営においても考えさせられるところが大でした。
平成30年度第1回理事会および評議員会を開催しました
その後、平成28年度第1回助成金支給対象団体であるエシカルペイフォワード プロデューサ 稲葉哲治氏より、「エシカルペイフォワードのとりくみについて」という演題でご講演をいただきました。その後、ご講演の内容について質疑応答、意見交換が活発になされました。
正直なところ、これまで「エシカル」という言葉をよくわかっていませんでしたが、今日のご講演を伺って、ようやく意味が掴めた気がします。私は、エシカルの本質とは、社会に対して自分がどのように関われるかを不断に考え、そしてそれを実践していく普段の取り組みのことだと理解しました。
そのようなエシカルの本質は、助成金支給活動を通じて世の中を少しでも明るい方向に前進させてゆくことを目指した財団せせらぎの在り方とも共通するところが多いと感じました。
(上の写真は事務局長が以前にエシカルペイフォワードで個人的に購入したアフリカンローズです)